チンチラがストレスを感じたときの行動について解説

ストレスを感じても、行動で示してくれない

実はチンチラは、ストレスを感じていてもわかりやすく反応してくれないんです。イヌやネコは嫌なときは、ぷいっとどこかに行ってしまったり、鳴いたりしますよね。チンチラもなでたりしていると嫌なときは足をバタバタさせたり、「ぷうぷう」と鳴いたりすることがあります。でも、基本的にチンチラはストレスがかかることがあっても、ジーッと耐えることが多いです。チンチラはあまり訴えることがないんですね。普段からよく観察して、こちらから察してあげるようにしましょう。

ストレスに弱く、環境の変化にも弱い生き物

南米のアンデス山脈で生まれたチンチラは、自然界において捕食される側の動物です。ピューマ・ヤマネコ・キツネ・フクロウなどといった多くの天敵から身を守るため、岩場のカゲに身を隠して生きてきました。そのため、とても臆病で怖がり、ストレスも感じやすいんです。また、野生のチンチラが住んでいるアンデス山脈はとても寒くて、雨が少なく乾燥しています。日本の高温多湿な気候とは真逆なんですね。チンチラを日本で飼うのであれば、温度と湿度管理をしてあげることがストレスをためない第一条件です。では、温度と湿度のほかにチンチラがストレスを感じるのはどのようなことがあるのでしょうか。

チンチラがストレスに感じること

チンチラがストレスに感じるのは、以下のようなことです。

  1. おどろいたとき
  2. 環境が変わったとき
  3. 他の人に触られるとき
  4. 気の合わない仲間といるとき

という4点です。ひとつずつご紹介していきますね。

おどろいたとき

チンチラは臆病でストレスに弱い生き物です。あまりおどろかさないようにしてあげましょう。例えば、・近くで大きな物音を立てる・しつこく追いかけまわすなどはしないよう気を付けましょう。びっくりして咬まれてしまったり、ケージに戻すため捕まえようと追いかけていたらショックで死んでしまった、というケースも実際にあるので注意してあげましょう。

環境が変わったとき

環境が変わることも、チンチラにとってはストレスの原因になります。例えば、・新しいお家に引っ越す・ケージを変える・温度や湿度が変わるなどです。温度や湿度は、暑さと湿度に弱いのでクーラーなどで対策してあげましょう。引っ越しについては、飼い主さんの生活の変化によって環境が変わることもあるでしょうし、それはやむを得ないことです。環境が変わったら、慣れるまではそっとしておくなど気を付けてあげることでチンチラも安心して過ごすことができるでしょう。目安としては1ヵ月ほどかけて、新しい環境にじょじょに慣らしていくようにしましょう。

他の人に触られるとき

チンチラは、性質として人に触られることを嫌がります。信頼関係を気づいている飼い主さんや、よく知っている人であれば心を開いてくれます。でも、初めてかかる動物病院のお医者さんなどは、触られることをあからさまに嫌がることもあります。彼らは、常に危険にさらされてきた捕食される側の生き物です。なので、とても臆病で怖がりだということを理解してあげましょう。それを知っているだけでも、チンチラは飼い主さんを信頼してくれるようになるでしょう。

気の合わない仲間といるとき

野生のチンチラは群れで行動します。群れのメンバーは主に家族です。相性がよければ他のチンチラと仲良く行動することもあります。とても社会性があるチンチラですが、相性があわないと逆にストレスになってしまうこともあります。相性が最悪な場合は、激しくケンカしたりするので注意してあげましょう。もし一緒に飼うのであれば、親子や兄弟など親族同士のほうがいいでしょう。

長期間のストレスで病気になってしまう可能性もある

チンチラは臆病で怖がりだとお話してきましたが、実際にストレスがかかるとどうなるか気になるところですよね。まず、一時的に体調を崩すことがあります。そして、あまりにもストレスが大きかったり、長期間におよぶと病気になってしまう可能性もあります。ただ、個体差にもよるのですが、ストレスで病気になるようなことはあまりないです。エサを食べなくなったり、動きがゆっくりになってきたら「元気ないなー、なにかストレスがあるのかも」と察してあげましょう。もし気になる変化を感じたら、迷わず動物病院でみてもらうことをおすすめします。

チンチラのストレス解消法

チンチラにストレスなく快適に過ごしてもらうための「チンチラのストレス解消法」についてご紹介します。

  1. かじれる
  2. せまくて暗い隠れ場所がある
  3. 砂浴び
  4. 飛んだり走ったりできる環境がある

では、ひとつづつ見て行きましょう。

かじれる

げっ歯類であるチンチラは、かじるのが大好きです笑このかじる行為は、ストレス解消にもなり、またチンチラの大事な日課でもあります。というのも、前歯が伸びつづけてしまうので、かじって削らないと「不正咬合」という歯の病気になってしまうんです。そうなるとエサが食べれなくなるかもしれません。不正咬合を防ぐ意味でも、かじれるように硬い茎を与えたり、かじるためのおもちゃを与えてあげるとチンチラも喜んでくれますよ。

せまくて暗い隠れ場所がある

怖がりなチンチラが落ち着ける場所が、この「せまくて暗いところ」です。もともと岩場に住んでいるチンチラは、昼間は岩のカゲのせまい場所にかくれて、暗くなってから行動する生き物です。そのためケージ内でもチンチラが安心して過ごせるように、隠れることができる「居場所」を作ってあげましょう。

砂浴び

チンチラの大事な日課~その2~が、「砂浴び」です。チンチラにとって砂浴びは、遊んでいるわけではなく、人間でいうとシャワーのようなもの。ストレスを洗い流す日課であり、毛並みを清潔に保つためにも大事なことなんです。チンチラは体が乾かないように、皮膚からラノリンという皮脂を分泌しています。砂浴びによってこのラノリンを取り除くことで、あのモフモフな毛並みを育ててくださっているわけです笑清潔さを欠くと病気の原因にもなりますので、砂浴びは存分にさせてあげてくださいね。

飛んだり走ったりできる環境がある

チンチラは怖がりで臆病な反面、好奇心が強くて活発です。動きも俊敏で、その運動量もかなりのもの。「その小さい身体のどこにそんな体力が…」と思ってしまうくらいに動きます。また大人のチンチラになると、1mくらいはジャンプしたりします。そのため、ケージの中だけでは明らかに運動不足になってしまうんです。部屋内に囲いをして、チンチラがたっぷりと動き回れる場所を確保してあげると良いでしょう。1日に1回、30分~1時間ほど遊ばせてあげると、運動不足の解消にもストレス解消にもなりますよ。

<まとめ>

チンチラのストレスとその対処法についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。臆病で怖がりなチンチラも、飼い主さんのちょっとした気配りでストレスなく快適に過ごすことができます。また、1日1回はケージから出して自由にしてあげたり、砂浴びをさせたりすることでストレスを解消させてあげると、チンチラとより良い信頼関係を築くことができるでしょう。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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