チンチラの体重について徹底解説

ふわふわな美しい毛で覆われ、ずんぐりとしたルックス。かわいい仕草で楽しませてくれるチンチラをペットショップで見かけることも多くなってきましたね。平均寿命は十数年。長く付き合える動物として人気です。

とても頭のいい動物なのですが、ストレスに弱く、神経質な面もあります。ペットとして飼うには飼育方法や体重の増減、体調の良し悪しなど、飼い主にとっては気になるものです。
しかし、成長の過程や飼育の方法など、まだまだ世の中には知れ渡っていません。そこでチンチラの飼い方について、まとめてみました。

チンチラはどんな動物? 体重や体長は?

チンチラは南アメリカが原産国の齧歯(げっし)目チンチラ科チンチラ属の動物です。銀灰色の毛で覆われています。寿命は長いもので20年も生きるそうです。

チンチラの体長は、成長すると25〜35センチ。雌(メス)が雄(オス)よりやや大きく、尾の長さはおよそ17センチにもなります。
成獣(大人)の体重は、オスが400〜500グラム、メスが450〜800グラムと、メスがオスより大きくなります。

チンチラはとても頭の賢い動物です。チンチラの気持ちを考えて丁寧に世話をすればよくなつき、肩に乗ったり、呼ぶと飼い主の元に来るようになることもあるそうです。

チンチラの体重が減っていく?

飼い主の中には、「チンチラの体重が増えない」と悩まれている方がいます。その理由に「不正咬合(ふせいこうごう)」があります。

不正咬合は上顎(あご)と下顎の位置のずれや、歯並びの乱れなどの理由で、上下の歯がきちんと咬み合っていない状態のことをいいます。噛み合わせが合っていないため前歯が不自然な方向に伸びたり、臼歯(奥歯)が伸びすぎて、舌に触れたり、時には頬を貫通してしまったり、潰瘍(かいよう)を起こすこともあるそうです。

不正咬合になると、チンチラは噛むことが嫌になります。空腹でも餌(えさ)を食べなくなり、体重がどんどん減ってしまったり、増えなくなってしまい、弱っていくことがあるのです。他の症状としては「便が少ない」「よだれがでる」「食べ物を口に入れるが、ぽろっと落とす」などがあるそうです。チンチラの日々の変化を見落とさずチェックすることで、飼い主として大切な命を守ることができるのです。

歯は一生伸び続ける

チンチラは齧歯目の動物で、歯は全部で20本。すべての歯が一生、伸び続けます。そして、臼歯が長くなりすぎる(過長)傾向があります。硬い食べ物を食べ続けることで、自然と削れていくのですが、よく食べるからと柔らかいものだけを餌として与え続けていると不正咬合になってしまうのです。

餌を食べられなくなることで、美しい体毛が乱れたり、くさい臭いがしてくることもあるそうです。愛しいペット、チンチラがそうならないようにするためにも、飼い主が与える餌は重要な役割をしめています。

硬い枯れ草を食べる草食動物

チンチラは枯れ草や雑草などを食べる草食動物です。野生のチンチラは南米のアンデス山脈の山岳地帯、寒くて乾燥した地域に生息しており、草の茎、根などを食べます。消化器官がデリケートなため、餌を与える際は少し注意する必要があります。

飼育する際の餌は、チンチラ専用フードとイネ科の牧草、チモシーを与えます。不正咬合をさけるためにも、乾燥した硬い牧草を必ず与えるようにしましょう。
マメ科のアルファルファなども食べますが、これは補食として与えるといいでしょう。水分の少ない野草や野菜、果物(リンゴ、干しブドウなど)も食べますが、「おやつ」程度の少量にしましょう。チンチラは夜行性動物なので餌は1日に1回、夜に与えます。干し草はいつでも食べられるように多めにあげましょう。

ただ、たっぷりの干し草を与えたときには注意しておくことがあります。
適当に与えてしまうと、柔らかいものだけを選んで食べてしまうので、硬い部分もきちんと食べられるよう割合を調整する、ということです。

チンチラの専用フード、ペレットは市販されています。入手が困難な場合はウサギやモルモットのペレットでも代用できます。チンチラは手で持って食べるので、ペレットのサイズはチンチラが持てるサイズが好ましいです。

「可愛い子には旅をさせろ」ではないですが、「可愛いチンチラには硬い枯れ草を与えろ」ですね。

水分に注意を

チンチラは野生でも水分の少ない繊維質のもの、枯れ草や雑草、草の茎を食べているので、水分の多い食べ物には適応できません。しかし、主食がペレットである場合は必ず水を与えてください。水が不足すると、食事をとる量が減ったり、結石などの病気を発症する可能性があります。消化器官がデリケートな動物なので注意が必要なのです。

野生のチンチラは必要な水分を餌からとらず、草や岩に結露した水滴をなめて摂取しています。そのため干し草やペレットなど餌を長期間保存する場合には、湿気に注意が必要です。野菜や果物にも水分が含まれていますので、野菜や果物を与えた際は、その分の水分量を考えて全体の餌の量を調整しましょう。

わがままなチンチラ?!餌を選り好み

また、チンチラは餌を選り好みする傾向があります。新しいものにすぐに飛びつく性格を持っています。まるでわがままな人間の子供みたい。飽きてあまり食事をしなくなった時は、ためしに他の餌を与えてみましょう。

その他、不正咬合を防ぐために

不正咬合を防ぐために餌のやり方のほかに、飼い主ができることがあります。歯を削るための道具を用意してやることです。
その一つが「かじり石」です。チンチラ用のかじり石が売られていますが、ウサギやモルモット、ハムスター用のものでも大丈夫。また、「かじり木」をいくつかケージに設置してやると、チンチラが喜んでかじりつきます。

かわいいペット、チンチラの体重が食欲不振で減っていくことがないように、飼い主が注意しなければならないことは多いのですが、気配り一つでチンチラと末永くともに暮らせるよう、できることから始めていきましょう。

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