チンチラの病気について徹底解説

知っておくべきチンチラの病気【症状と発見】

チンチラと元気に暮らしていくために、注意するべきことはなんでしょうか。健康で長生きのためには、心身ともにストレスのない暮らしをすることが大切です。しかし、病気を防ぐことができない場合があります。様子の変化に気付いたら、すぐに動物病院に連れていきましょう。それにはまず飼い主であるあなたが、症状をみつける必要があります。体調の変化に気付くことができるのは、飼い主だけなのです。そのためには普段からの観察と、コミュニケーションを心がけましょう。病気や症状について知っておけば、すぐに察知してあげることができます。

チンチラのかかりやすい病気とは?

歯にかかわる病気(歯科疾患)

チンチラは、前歯(切歯:せっし)・奥歯(臼歯:きゅうし)ともに生涯伸び続けます。これは、草食動物が食べものを吸収できるように、たくさん噛む必要があるからです。しかし、この前歯や奥歯が十分にすり減っていかないと、病気になってしまいます。切歯不正咬合(せっしふせいこうごう)・臼歯不正咬合(きゅうしふせいこうごう)というのは、歯のかみ合わせが上手くいかなくなる病気です。噛み合わが悪くなると食欲がなくなったり、口の中を怪我してしまいます。食欲をみるためには、餌ではなく「糞の量」を確認するようにします。また、よだれの症状や怪我が無いか、口のまわりをよくみてあげましょう。

胃腸にかかわる病気(消化器疾患)

草食動物にとって、胃腸の状態はとくに大切です。牧草などの食べ物から、栄養をきちんと吸収する必要があるからです。下痢・便秘といった病気は、餌やストレスなどが原因でおこります。消化器疾患は他に、感染症・寄生虫・腸の疾患が挙げられます。いつもと違う様子を感じたら、すぐに動物病院へ行くようにしましょう。普段から、糞とお尻周りをしっかり観察してあげてください。ヒトに感染する病気もあるため、軟便はマスクや手袋をして清掃するようにします。

皮膚にかかわる病気(皮膚疾患)

気温・湿度の高い環境では、皮膚の病気にもかかりやすくなっています。菌による皮膚糸状菌症(ひふしじょうきんしょう)や、細菌による細菌性皮膚炎(さいきんせいひふえん)という病気にかかってしまうことがあります。主な原因にはストレスや感染、ノミやダニなどが考えられます。また、栄養の偏りによっておこる、栄養性疾患も皮膚の病気です。普段からよく気をつけ、フケや脱毛には注意してあげましょう。

人間とよく似た病気について

ストレスによる症状

餌や生活環境など、ストレスによって様々な症状がでることがあります。飼い主さんの都合や思い込みによる、生活環境が原因になっていることもあるようです。予防するためには、あなたの観察と勉強が必要になります。生態や習性を知るだけではなく、その子自身の個性もわかってあげないといけません。「慣れて」いることと、「耐えている」ことの違いを理解してあげてください。

糖尿病

チンチラも、糖尿病にかかることがわかっています。これは血糖値が上昇する病気です。種子類やコーンなどの、高脂肪な食べ物が原因といわれています。しかし、チンチラの詳しい病態(病気の症状)はわかっていません。予防には食べ物の管理が必要です、餌についてしっかり考えてあげましょう。飲む水の量が増えたり、拭き取った尿がベタベタしたりするようであれば、糖尿病の可能性があります。

熱中症

チンチラはもともと温度が低く、乾燥した地域の動物です。気温28~30℃になると、熱中症にかかりやすいとされています。気温だけでなく、湿度にも注意が必要です。ケージの置き場所に注意し、周辺がきちんと換気されているか確認しましょう。熱中症になると、よだれを垂らしたり呼吸が浅くなります。体も熱くなり、舌が紫色になることもあります。その場合は保冷剤を首に当てるなど、体温を下げるようにしてください。もちろん、すぐに動物病院を受診するようにしましょう。

早期発見と動物病院

早期発見が重要

症状が出た場合は、いち早く気付いてあげる必要があります。チンチラは具合が悪くなれば、自分で訴えてきます。普段からちゃんと接してあげていれば、飼い主のあなたにはすぐわかるはずです。病気になってしまったときも、これまでの関係性をいかすことができます。具合が悪くなると、チンチラも不安でいっぱになります。信頼関係があれば、精神的支えになってあげることができるのです。普段からのコミュニケーションと、早期発見が大切です。

動物病院みつけておく

チンチラの病気には早期治療が一番重要とされています。不調に気付いてから、病院を探すでのでは間に合いません。おうちにお迎えする前に、かかりつけの動物病院をみつけておくことをおすすめします。インターネットを使って「エキゾチックアニマル」「うさぎ診察可」などの病院を探してみましょう。最近では口コミや評価もあり、参考になります。病院を見つけたら、診察してもらえるか問い合わせてみてください。健康診断に連れていけば、病院の雰囲気もわかり安心できます。犬・猫とは違うので、万一病気になった時はまず連絡をいれましょう。チンチラであることを伝え、予約の有無を確認するようにします。いずれにしても、普段と違うことに気づいたら、すぐ病院を受診することが大事です。参考:鈴木理恵『チンチラ完全飼育』誠文堂新光社,2017年.

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