チンチラのパイドについて徹底解説

チンチラのパイドってどんな種類?

外見や仕種のかわいらしさから、現在ではペットとして大人気のチンチラ。皆さんの中にも飼っている方もいらっしゃるでしょう。数あるチンチラの中でもひときわ人気のある品種が「パイド」です。ここではそんなパイド種のチンチラについて紹介します。

パイドとはの「まだら模様」

パイドとは「まだら模様」という意味なんです。体毛の色の事ではなく、あくまでも模様のことです。そのため、ホワイト系のパイドやブラウン系のパイドなど様々な色合いが考えられます。一口にパイドと言ってもその毛色は様々で、血縁関係にあっても同じ柄はなかなか見られません。

シルバーパイド

シルバーパイドとは体の大部分が白く、部分的にシルバーなどが混じる体毛のことです。上記のようにパイドとは本来はまだら模様のことなのですが、日本でチンチラのパイドとして語る際にはこのシルバーパイドを指すことがほとんどです。

ホワイトパイド

ホワイトパイドとは全身がほとんど白で、耳やしっぽなど一部に他のカラーが混じった毛のことです。シルバーパイドよりも白く、真っ白に近いもののことを指します。体毛がまだら模様のパイドになっていないものはルビーホワイトやアルビノと呼ばれて区別されています。あくまでも白が強いパイドのことです。

モザイク

日本ではパイドという呼び名が定着していますが、海外では「モザイク」という呼び名が一般的です。コンテストやショー等でモザイクと書かれていたらパイドの事と思って良いでしょう。

パイド以外の毛色

チンチラのカラーはパイド以外にもたくさんあります。定番のスタンダードグレーを中心にブルーやブラック、ブラウン系が豊富です。よく見られる種類は以下の通りです。

  • スタンダードグレー
  • ブラックエボニー
  • ブラックベルベット
  • バイオレット
  • シナモン
  • ベージュ
  • ブラウン
  • ルビーホワイト
  • パイド

チンチラのパイドの価格はどのくらい?

チンチラとしては高額

パイドの値段はおおよそ60000円から80000円くらいが一般的です。これはチンチラとしてはかなり高額な部類です。毛色によっても値段が変わり、白が強いほど高額になると言われています。

他の品種と値段を比べてみる

チンチラとしてはもっとも入手しやすいスタンダードグレーなら30000から40000円台で購入可能です。国内ではあまり見られないような、交配の難しい希少なカラーほど高額になり、なかには100000円以上のお値段がつくこともあります。

スタンダードグレー 30000円台。チンチラの中ではもっとも安価で入手しやすい。
ブラックエボニー 50000円~70000円くらいが多い。チンチラとしてはやや高価。
ブラックベルベット 50000円~70000円前後。ブラックエボニーと同じくらい。
バイオレット 70000~80000円程度。チンチラの中ではトップクラスの高価。
シナモン 50000円ほど。スタンダードグレーよりは高いが、バイオレット等よりは安価。
ベージュ 約50000円。シナモンと同じくらいの価格。
ブラウン 50000~60000円。シナモンやベージュよりもやや高い。
ルビーホワイト(アルビノ) 70000円ほど。ブラウンよりもさらに高価。

ペットショップで購入

チンチラは国内の大手ペットショップや小動物専門店で購入可能です。ただし、犬や猫に比べると知名度が低いため、規模が小さいお店では取り扱っていないことも考えられます。webページなどであらかじめ調べておくと確実です。また、国内のブリーダーから直接譲ってもらうという手もあります。

パイドの飼い方

基本は他のチンチラと同じ

パイドはチンチラとしては確かに珍しい種類ではありますが、お世話の仕方は他の種類とあまり変わりません。狭い部屋では運動不足になったりストレスがたまったりするので広い部屋、ペレットや野菜・果物などの餌を用意しましょう。温度や湿度の管理も重要です。また、夜行性なのでお世話をする際には気を付けましょう。

基本的に一匹ずつ別々に飼育する

チンチラを飼育する時には一匹ずつ別々のケージにいれましょう。チンチラ全般に言えることですが、後述するようにパイドには交配にリスクがあるためより注意が必要です。また、オス同士を多頭飼いした場合には激しいケンカをすることがあるため、同性同士でも同じケージでは飼わない方が良いでしょう。

性格

そもそもチンチラは臆病な性格をしています。他のげっ歯類の仲間と同じく、眠っていても刺激には敏感に反応します。ストレスには気を付けたいですね。また、オスはやや活発な性格をしており、メスはどちらかと言えば穏やかです。パイドにもこういった傾向はありますが、個体差が大きいようです。

寿命

チンチラは正しく飼育できれば10年以上は生き延びます。20年以上生きたという記録も残っていますが、あまり当てにしない方が良いでしょう。パイドはスタンダードグレーと比べると遺伝的に弱いため、その分飼育には注意が必要です。病気やストレスには十分気を遣ってあげましょうね。

パイドの交配

交配には要注意

愛情を注いで大切に育てたペットに幸せになってほしいと思うのは飼い主として当たり前の気持ちですよね。ただし、幸せになってもらいたいからという理由でペットのチンチラにパートナーを見つけてあげるのは思いとどまった方がいいかもしれません。

チンチラの致死遺伝子

チンチラには致死遺伝子というものがあります。高校で習ったという人もいるかもしれませんね。致死遺伝子とは死に至らしめる遺伝子のことで、持っていると生存に不利だったり生まれる前に死亡してしまったりする遺伝子です。チンチラの場合、片方の親から受け継いでいても生きられますが、両方の親から受け継いでしまうと母親の胎内で死んでしまいます。

生存できない組み合わせ

チンチラの致死遺伝子に当たるのはバイオレットやベルベット、ホワイトの遺伝子です。そのため、例えばバイオレット同士やホワイト同士を交配すると子供が生まれてこれない可能性があります。

もし交配に失敗すると

もしも母親の胎内の子供が生まれてこれない遺伝子の組み合わせの場合、母親のお腹の中で死亡してしまいます。流産になることもありますが、石児になることもあります。そうなると帝王切開で取り出すしか方法がありません。当然、母親にかかる非常に大きな負担がかかります。

パイドの遺伝子(ホワイト)は

この記事で取り上げてきたパイドですが、いわゆるホワイト系に当たります。そのため、もちろんパイドも致死遺伝子を持っています。ホワイトの遺伝子は両親から引き継がない限り生存できるので、相手を選べば一応交配も可能です。しかし、ホワイトの遺伝子を持っているか見た目ではわからないこともあるので、素人は繁殖させない方が無難です。交配させたいけれど不安という人は、パートナー探しはブリーダーや専門家に相談するのも良いでしょう。

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