ふわふわでモコモコの、愛らしい姿が人気のチンチラですが、「いつか飼育をしてみたい」と思っている方も多いのではないでしょうか?そんなチンチラですが、せっかくペットとして飼うのであれば、赤ちゃんの時から飼育してみたいですよね。今回は、これから新たにチンチラの赤ちゃんを迎えようと考えている方に向けて、チンチラの赤ちゃんの入手方法や飼育の仕方などを解説します。家族として新たに迎える前に、ぜひ参考にしてみてください!
- チンチラの赤ちゃんの入手方法
- チンチラを選ぶ際の3つのチェックポイント
- チンチラの赤ちゃんの値段
- チンチラの赤ちゃんを迎える前に用意したいグッズ
- チンチラの赤ちゃんにはどんな食事を与えたら良いか
- チンチラは赤ちゃんの時からたくさんスキンシップを
- チンチラ赤ちゃんの特徴と種類
- チンチラの赤ちゃんの生活とチンチラの寿命
- ペットショップにおけるチンチラ赤ちゃんのお値段
- チンチラ赤ちゃんを飼うのに向いているのはこんな人
- チンチラの赤ちゃんは懐きやすい
- チンチラの赤ちゃんを飼うときの注意点
- チンチラが赤ちゃんを生むための交配は難しい
- チンチラの赤ちゃんに会いたい!どこで会える?
- かわいいチンチラ赤ちゃんに癒されよう
- チンチラの赤ちゃんの迎え方
- チンチラの赤ちゃんを迎えるにあたって
- チンチラの赤ちゃんの育て方
チンチラの赤ちゃんの入手方法
チンチラは、犬や猫などとは違い、ペットショップで見かけることはあまり多くはありません。さらに赤ちゃんとなると、なかなかお目にかかることが少ないのが現状です。たまたま運よく巡り合えることもありますが、チンチラを扱っているペットショップは限られているため、「見つけるのに苦労をした」という人も少なくありません。チンチラの入手先として代表的なのは、ペットショップやブリーダー、そして里親です。最近ではネット販売もされているようですが、やはり自分で足を運んでチンチラを見に行ったほうが安心です。チンチラの寿命は10年を超えます。長い月日を一緒に過ごす家族になるため、毛並みや健康状態などをあらかじめしっかりとチェックしておくことが大切です。ただしチンチラを販売する業者のなかには悪質な業者もいるため、口コミなども参考にしながら信頼できるペットショップやブリーダー先から購入するようにしましょう。
チンチラを選ぶ際の3つのチェックポイント
実際にチンチラの赤ちゃんを選ぶ際には、何を基準に選ぶと良いのでしょうか。
毛並みをチェックする
チンチラはふわふわの毛が可愛らしく魅力的である動物として知られています。健康なチンチラは、毛並みがよく、毛の長さも均等であることが特徴的です。一方、病気のチンチラや弱っているチンチラは、あきらかに毛並みが悪く、ツヤのない場合が多いです。また、一部分だけ毛が禿げてしまっている場合は、強いストレスなどを受けている場合もあるため注意が必要です。また下痢によって毛が汚れていないかどうか?についてもしっかりとチェックしておきましょう。
飼育環境をチェック
ペットショップやブリーダーの直営店などでチンチラの購入をする際には、店内や室内の様子、そしてケージ内の衛生環境をチェックしておきましょう。とくにケージ内は、お店の管理がどれほど行き届いているか判断できるポイントとなります。信頼性が高いペットショップやブリーダーは、しっかりと衛生管理をしており、チンチラを大切に扱っていることがわかります。衛生環境が悪いと病気になっている可能性も考えられるため、チンチラを購入する場合は、お店の雰囲気や飼育状態などについてしっかりと確認しましょう。また、チンチラが極端に人を恐れたり警戒していないかどうか?ということも確認しておきましょう。
怪我をしていないかチェック
チンチラは多頭飼いをしていると争いを起こすことがあります。ペットショップなどで多頭飼いされているチンチラの場合、怪我をしている可能性も考えられるため手足や指、耳などが怪我をしていないかしっかりとチェックしておきましょう。また、チンチラはストレスを感じると暴れることもあり、ケージなどに手足をぶつけて怪我をしてしまいます。怪我をして弱っていないか、全身状態を確認することが大切です。
チンチラの赤ちゃんの値段
チンチラは様々な毛色がありますが、その毛色の種類はなんと10種類以上もあるのをご存じでしたか?チンチラといえばグレーの毛色を思い浮かべる方が多いかと思いますが、ブラックやまだら模様のパイドなど、珍しい毛色のチンチラも多く存在しています。そして、チンチラの値段もその毛色によって大きく左右されます。スタンダードなグレーの毛色のチンチラは約15,000~35,000円ほどで購入できますが、ホワイトやバイオレットなどの希少な毛色のチンチラは約40,000~90,000円ほどまで値段が跳ね上がります。チンチラを購入する場合には、自分の購入したい毛色と予算を考慮しながら選びましょう。
チンチラの赤ちゃんを迎える前に用意したいグッズ
チンチラの赤ちゃんを家族として迎える場合には、一体どんなものを用意しておくと良いのでしょうか。
ケージ
まずはチンチラが安心して暮らすことのできる、ケージが必要です。チンチラはとても活発に行動しますので、ある程度の広さが必要となります。幅は約60cmほどのケージを用意してあげましょう。また、チンチラはジャンプして遊ぶことも大好きですので、高さのあるケージを選ぶことがポイントです。チンチラ専用のケージも購入することができますので、飼育初心者の方にはそちらをおすすめします。
温度湿度計
チンチラはとてもデリケートな動物です。温度や湿度が適温でないと体調を崩してしまいますので、温度計や湿度計はチンチラを飼育する上で必要不可欠です。夏などの暑い季節には、気温が25℃以上になってしまうと熱中症などの危険性がありますので注意が必要です。そして冬は15℃以下にならないよう、温度管理を徹底し適温で飼育することが望ましいです。
ウォーターボトル
チンチラが水分補給をするための、ウォーターボトルを用意しましょう。ケージに取り付けて使用するウォーターボトルがオーソドックスとなっており、衛生的に使うことができおすすめです。ウォーターボトルを購入する際は、大きいボトルを選んでしまうと水を取り替える頻度が少なくなってしまいがちですので、できるだけ小さなボトルを選ぶことがポイントです。そうすることによって、いつでも新鮮な水をチンチラに与えることができます。
砂遊びグッズ
チンチラは、砂遊びが大好きです。砂遊びはただ遊ぶだけではなく、毛並みを整えたりストレスを解消したりと健康面でも良いことがありますので、ぜひ用意してあげたいグッズです。砂遊び容器は、ペットショップやネット通販などで、様々な種類がたくさん売られています。とても可愛らしいものからシンプルなものまでデザインも豊富ですので、お好きな容器を選んであげましょう。中身が見える透明な容器を購入した場合には、チンチラが砂遊びをしている愛くるしい姿を見ることもできおすすめです。砂遊びに使用する砂は、粒子の細かいものを選びましょう。
ステージ
活発に行動するチンチラにとって、上り下りができるステージは大切な遊び道具にもなります。また、臆病な性格のチンチラには出入り口にステージを用意してあげることによって、警戒心を取り除いてあげることができます。赤ちゃんのチンチラはステージがあることによって、移動がしやすくなるといったメリットもありますので、ぜひ用意してあげたいアイテムです。
チンチラの赤ちゃんにはどんな食事を与えたら良いか
チンチラの赤ちゃんは、生まれた時からすでに毛が生えており目も見えていますが、歯は揃っておらず門歯と臼歯以外の歯は生後1か月頃まで生えてきません。そんなチンチラの赤ちゃんの食事は、どんなものを用意してあげると良いのでしょうか?
生後1週間はミルクを与える
チンチラの赤ちゃんは生後約1週間までは、母親のお乳を飲んで成長します。そのため早く母親から引き離されてしまった時には、人口保育が必要となります。その場合にはミルクを用意してあげる必要がありますが、チンチラの赤ちゃんには犬や猫用のミルクを用意してあげましょう。ヤギミルクが最適と言われていますが、犬や猫用のミルクでも充分に栄養を摂ることが可能です。ミルクは冷たいものではなく、人肌程度に温めたミルクを与えましょう。生後1週間を過ぎた頃には牧草などのエサを食べ始めますが、生後6週間頃まではミルクと牧草を併用して育てるのが望ましいでしょう。ペットショップでは生後1週間のチンチラを販売していることはないですが、ブリーダーから直接購入する場合には、ミルクが必要か否かを確認しておく必要があります。
離乳したあとの食事
チンチラは草食動物ですので、ミルクを卒業したチンチラの赤ちゃんには牧草のエサを与えます。市販されているチンチラ用の牧草はとても豊富な種類がありますが、その種類によって味や食感が異なります。突然食べ物が変わってしまうと、チンチラの赤ちゃんにとっては大きなストレスとなってしまいます。購入するペットショップやブリーダーの方に、どんな牧草を与えたら良いのかということも確認しておきましょう。食べ慣れたエサを与えることによって、新しい環境にもストレスなく馴染むことができると考えられます。チンチラの赤ちゃんが牧草を食べることに慣れてきたら、ドライフルーツやペレットなどを与え、牧草だけでは補いきれない栄養を摂取させてあげましょう。
チンチラは赤ちゃんの時からたくさんスキンシップを
チンチラはもともと人懐こい動物ですが、赤ちゃんの時から飼い主と密にコミュニケーションをとることで、信頼関係も生まれやすく更に良く懐く傾向があります。手でエサを与えたり、優しく撫でてあげることで「手乗りハムスター」ならぬ「手乗りチンチラ」にすることも夢ではありません。愛情をかけて育ててあげれば、絆も深まり愛くるしい姿を毎日見せてくれることでしょう。
チンチラ赤ちゃんの特徴と種類
大人のチンチラは体長30センチ前後でオスよりメスのほうがやや大きいのが特徴です。体重はオスで400~600g、メスは420~650gほど。齧歯目というリスやねずみと同じ種目に属しています。野生のチンチラはペルーやボリビアの標高400~1650メートル地域に生息し岩場などで集団生活を送り、木の根やコケなどが主食です。スタンダードグレーと呼ばれる青灰色の毛色が一般的ですが、人工繁殖によって最近では様々なカラーのチンチラが生まれています。バイオレットシナモンベージュブラウンブラックベルベットブラックエボニーブラックパールルビーホワイトシルバーパイド毛の色によって目の色も異なる個体がいるようです。チンチラはカラーによって取引される際の価格が異なります。希少価値の高いカラーのチンチラは高値で販売されています。
チンチラの赤ちゃんの生活とチンチラの寿命
チンチラはとてもデリケートな動物で、適温は17度~21度。湿度は40パーセント以下が望ましいとされています。夜行性で一日の半分を寝て過ごしますが、ちょっとした物音でも目を覚ましたりすることがあるため、昼間は静かな環境下に置く必要があります。特有のにおいはなく、鳴き声も大きくないので人間の家庭に受け入れしやすい動物といえます。チンチラの寿命は野生では6年程度とされますが、ペットとして飼われている場合は5年から20年、長いものでは25年以上生きることもあります。
ペットショップにおけるチンチラ赤ちゃんのお値段
チンチラはペットショップで手に入れることができます。カラーや月齢によって価格は異なりますが、30,000円~80,000円程度。レアなカラーのチンチラは100,000円以上の値段が付けられていることもあります。ペットショップ等でチンチラを選ぶときには体に傷がないことをまず確認しましょう。繊細でストレスをためやすいチンチラは、仲間同士でケンカをして傷つけあうことがあります。狭い飼育スペースでたくさんまとめて入れているペットショップでは、ケガをおっていることがあります。毛並みや歯の健康状態について、わかる範囲でチェックしておくのが安心です。健康なチンチラは毛並みがよく、強い歯を持っています。生後3か月未満のチンチラの赤ちゃんはかなり繊細で扱いが難しいもの。免疫力をつけるという観点からも3か月は母チンチラと過ごすのが望ましいとされています。ペットショップによっては生まれたてのチンチラを扱っているところもありますが、生後4か月以上の子を迎え入れるのが安心です。
チンチラ赤ちゃんを飼うのに向いているのはこんな人
チンチラは環境の変化に弱い動物です。オーナーは適温と、適切な環境を保ちながら気を配っている必要があります。食事の内容や量によってお腹を壊すこともあるため注意が必要。できるだけチンチラと長い時間を共に過ごし、チンチラ優先の生活ができる人がオーナーに向いています。チンチラを家族として愛し、その変化を楽しむことができる人であれば、チンチラは良い相棒になってくれます。
チンチラの赤ちゃんは懐きやすい
チンチラは個体差がありますが概ね警戒心が強く臆病です。しばらくは辛抱強く、徐々に仲良くなるというスタンスで接するようにしましょう。基本的には懐きやすい動物ですので、慣れると膝や肩に乗って遊ぶようになることもあります。
チンチラの赤ちゃんを飼うときの注意点
チンチラは非常にデリケートな動物です。エアコン等で室内気温を17度~21度に保つ必要があります。風に弱いので避けておきましょう。食物繊維を含む専用の食事を与え、資質や糖質は与えすぎないように。食事内容についてもペットショップや獣医師と相談しながら個体にあったものを与えるようにしてください。チンチラは砂浴びをする特性があります。チンチラは美しい毛並みが特徴ですが、その毛をコーティングするための脂肪物質が体内から排出されています。脂肪物質がたまりすぎると毛にホコリが付着し毛並みが悪くなるため、適度に砂浴びをして脂肪物質を落とすのです。適切に砂浴びができる環境を準備しておくようにしましょう。チンチラは比較的小柄な動物ですが、活発な性質であるため運動できる環境が必要です。自由に飛び回ることができるサイズのケージを準備することでチンチラはストレスなく生活することができます。チンチラはとにかくストレスに弱いのが特徴。のびのびと適した環境で飼育することで長い寿命を実現することができます。
チンチラが赤ちゃんを生むための交配は難しい
動物を飼育していくと、交配させて家族を増やしてみたいと考えることがあります。チンチラはカラーの組み合わせや種類の組み合わせによって、生育が難しい子どもが生まれることや、受精しても出産に至らないことがあるため素人による交配は難しいとされています。もし、難しい組み合わせで受精した場合、母体に負担がかかることがあります。
チンチラの赤ちゃんに会いたい!どこで会える?
チンチラの画像は見たことがあっても実際に目にしたことがないという方も少なくありません。チンチラの赤ちゃん、チンチラに会える場所をみていきましょう。
動物園
チンチラに会えるのは動物園。全国の動物園の野生動物コーナーで見ることができます。名古屋市にある東山動植物園や東京都上の動物園など主要動物園でチンチラに会えます。その他、動物園でも時期によってはチンチラの赤ちゃんに会えることもあり、仲睦まじい家族の姿に癒されそうです。
小動物カフェ
猫カフェやフクロウカフェなどで動物に触れあえる昨今、チンチラに会えるカフェもあります。他の動物と一緒に触れ合える環境づくりされたカフェが多く、小動物カフェと称されたお店で出会えそうです。大阪市中央区にある「小動物カフェROCKSTAR」ハムスターやウサギ、フェレットと一緒にチンチラにお目にかかることができます。「カワウソカフェ@HARRY原宿テラス店」は東京都渋谷区で人気の動物カフェ。カワウソに交じってチンチラちゃんもお出迎えしてくれます。小動物カフェでは、チンチラに触れたり抱っこをすることもできます。動物の体調によっては触れ合いが制限されることがありますのでお店の方の指示に従って、チンチラを見守ってあげましょう。
かわいいチンチラ赤ちゃんに癒されよう
チンチラについてその生態や特徴、家族への迎え入れや会える場所についてご紹介しました。チンチラはオスよりメスが大きい。人工繁殖されたチンチラの毛色は多種多様。チンチラは夜行性。上手に飼育すれば20年以上の寿命になることも。チンチラはとても繊細。家族として迎え入れる際は、適温を保ち運動と砂浴びができる環境を整えること。チンチラに会えるのは動物園や小動物カフェ。かわいいチンチラに癒されよう。ふんわりもふもふかわいいチンチラ。ネズミ年の今年はぜひチンチラに会いにいきましょう。
チンチラの赤ちゃんの迎え方
チンチラの赤ちゃんは、生後三か月くらいから迎え入れることができるみたいです。迎え入れ方は、主には以下の方法からお迎えできます。
ペットショップから迎える方法
基本的に一番身近な迎え入れ方になります。チンチラは、毛色が多種類にあるのですが、ペットショップには希少性の高い毛色の個体はあまりいないため、希少性の高い毛色の子を迎えたい場合は、ブリーダー等から探さなければ手に入りにくいでしょう。
ブリーダーから迎える方法
チンチラをブリーダーから迎えたい人は、小動物専門のブリーダーを探すと良いでしょう。しかし、犬や猫と比べると、全国のチンチラのブリーダーはそう多くは存在しないようです。ブリーダーは、ペットショップよりも専門性が高いため、取り扱っている種類は多く、希少性の高い毛色の子を迎えるチャンスがあるようです。
チンチラのブリーダーに関しては、「チンチラのブリーダーに関して徹底解説!」こちらの記事で取り扱っています。ぜひ御覧ください。
里親募集から迎える方法
チンチラを里親募集で探す方法もあります。しかし、赤ちゃんの里子を迎え入れることができる可能性は低そうです。主には、成長した姿のチンチラが多いようです。
チンチラの赤ちゃんを迎えるにあたって
チンチラは小動物に分類されることや、その容姿からウサギやハムスターみたいに小さな飼育ケージで育てられると思われがちですが、チンチラは活発で運動能力が高く、1m近くジャンプすることができます。そのような特性を理解しておかなければ飼い始めてから十分な環境で育てることができないなどの問題に発展してきます。
家で事前に準備しておくもの
チンチラを初めて家に迎え入れる際は、事前に以下の物を準備しておくとスムーズに迎え入れることができるでしょう。ケージ回し車砂浴び用の砂および容器エサ入れ給水器トイレかじることができる木ステージ・ステップまた、チンチラは活動量も豊富なため、これらを用意する際は十分なスペースを与えることを考える必要があります。
家までの移動
チンチラは、暑さが苦手であったり、夜行性の動物なので、夏場や昼間の移動は非常にストレスになります。お迎えの時期や時間帯などは、配慮してあげたほうが良さそうです。また、別の注意点として、チンチラは齧歯類の動物になりますので、簡易的な移動用ケージではかじって脱走してしまう恐れがあるので、小動物がかじっても問題ない移動用のキャリーを用意しましょう。
お家に着いてから
お家に着いたらまずケージに入れてあげましょう。今までと環境が変わり、慣れるまで少し時間がかかります。また、臆病で警戒心が強い動物ですので、初めての環境はストレスを感じるため、慣れるまではコミュニケーションも控えめにしたほうが良さそうです。慣れてきたら徐々に家の中を動かせてあげるなどコミュニケーションを取っていきましょう。
チンチラの赤ちゃんの育て方
チンチラの赤ちゃんは、他の小動物とは違い、生まれてきた段階でほぼ完成されています。なので、生後6週以降の赤ちゃんを迎え入れる場合は、特段特別な扱いは必要なく、成長したチンチラと同様に育ててよいようです。また、小さい頃から積極的にコミュニケーション取ることは飼い主さんに早く懐いてくれるため、非常に有効となります。
チンチラのエサ
生後何か月で迎えるかにもよりますが、チンチラの離乳は生後6週といわれています。生まれつき歯が生えているため、生後1週以降は、草なども食べることが可能なようです。生後6週以降は、高繊維・低脂質の物を食べさせてあげましょう。その理由は、チンチラは歯が伸び続けるため、高繊維な物を食べることで歯が良い長さで保つことができることや、脂質の消化を苦手としているからです。干し草やペレットなどが主食としてあげると良いでしょう。
部屋の温度や湿度
チンチラは、暑さに非常に弱いという特徴があります。これは、野生時代に標高3,000mもの高地に住んでいたので、その耐性に特化した遺伝子が残っているからです。なので、夏場はエアコンが必須となります。チンチラが過ごしやすい温度は、15度~25度未満。湿度は40%未満となります。チンチラを飼う際は、温度・湿度管理をしっかりする必要があります。
チンチラの生活
先に述べましたが、チンチラは夜行性なので昼間は寝ており、夕方から動き出します。非常に活発な性格なので、起きてからは運動を十分にさせる必要があります。飼育ケージの中だけでは物足りないので、家の中に離してあげて運動させることが必要です。また、もう一つの習性としては、砂浴びをすることです。砂を浴びて毛を綺麗に保つ習性があるため、健康を保つ上では不可欠な行為となります。
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