チンチラは一人暮らしでも飼えるの?
一人暮らしは気楽ですが、真っ暗な部屋に帰宅してふと寂しく思うことありませんか?
そんな時、出迎えてくれるペットがいたら、学校や仕事での疲れも吹き飛ぶほど癒しになってくれるでしょう。
でも、毎日の散歩は大変…。誰もいない部屋に1日留守番させるのもつらい…。
そんな風に考えて、ペットを飼うことをあきらめる方も多いのではないでしょうか。
今回は、一人暮らしでも飼いやすい「チンチラ」をご紹介します。
モフモフとした体と愛くるしい顔に、毎日癒されること間違いなしですよ。
チンチラを一人暮らしにおすすめする理由
ペットといえば犬や猫を真っ先に思い浮かべますが、一人暮らしの方にはスペース的にも小動物のほうが飼いやすいです。その中でもおすすめなのがチンチラ。これにはいくつか理由があります。
ケージで飼えるので部屋を汚さない
チンチラは部屋の中に放し飼いするのではなく、ケージの中で飼えるので、留守中部屋を汚したり電気コードのような危ないものに触れたりする心配がありません。
夜行性なので日中は寝ている
チンチラは夜行性の動物です。日中出かけているときは、チンチラは眠っている時間なので、一人ぼっちにさせてかわいそう…なんて後ろ髪ひかれることもありません。
ほとんど鳴かない
チンチラは犬や猫のように大きな声で吠えたり鳴いたりすることがほとんどありません。音に気を使うアパート暮らしでも安心です。
賢くてよくなつく
チンチラはとても賢い動物です。愛情をたっぷり注いであげてください。名前を覚えたり飼い主さんの声に反応したり、よくなついてくれますよ。
愛らしさに癒される
手触りのいいモフモフの体と、まん丸の目、そして可愛らしい仕草。見ているだけでチンチラの愛らしさに癒されます。
体が丈夫で長生きする
チンチラは体が丈夫で、病気になりにくい動物です。また、小動物の中ではとても長生きさんで、約10~15年生きます。家族として迎えた子と長く一緒にいられるのは嬉しいですよね。
一人暮らしでチンチラを飼うときの注意点
では、チンチラを飼うにはどのようなことに注意したらよいのでしょうか。可愛いチンチラが元気で過ごせるように、飼う前にぜひ知っておきましょう。
高さがあるケージを選ぶ
チンチラはジャンプが得意です。ケージの中で跳び上がってもケガをしないように、高さがあるケージをえらんであげましょう。
エサになる牧草を切らさない
チンチラは牧草を食べます。犬や猫のように、決まった時間にエサを与えるのではなく、いつでもつまめるように牧草を切らさずにおいてあげましょう。ただし、汚れたり散らかったりした牧草は食べたがらないので、いつもきれいなものを置いてあげてください。
留守の間も部屋の温度調節をする
チンチラは、涼しい山岳地帯で生活している動物で、暑さも寒さも苦手です。18~21度の温度調節をしてあげないと、体調を崩してしまいます。日中家にいない時でも、エアコンをつけたままにして、部屋の温度を保ってあげましょう。
部屋の中で運動をさせてあげる
1日中ケージの中にいては運動不足になり、ストレスもたまります。夜行性であるチンチラは、日中は寝ていることが多いですが、帰宅したらケージから出して部屋の中でのお散歩「部屋んぽ」をさせてあげてください。
ただ、壁のクロスや電気コードなどをかじってしまわないように、ガードするものを置いた方がよいかもしれませんね。
砂遊びは必須!
チンチラは、体から分泌される脂を落とすために、砂浴びをする習性があります。かなり豪快な浴び方をするので、部屋中に砂が舞い散ります。しかし、この砂浴びのおかげで、チンチラはほとんどにおいがしないのです。
砂が舞わないように、ドーム型の小屋があるので、その中で砂浴びをさせてあげましょう。
チンチラが砂浴びをするドームのそばには、できるだけパソコンなどの機器は置かないようにしたほうがよさそうです。
在宅時はたくさんスキンシップをとる
チンチラは、愛情を注げばよくなついてくれるとても可愛いペットです。
在宅時はケージから出して抱っこしてあげたり、おやつをあげながら声をかけたり、スキンシップをたくさんとりましょう。
暗い部屋に帰ってきても、チンチラが愛くるしい顔で出迎えてくれるようになりますよ。
チンチラとの生活で一人暮らしも寂しくない!
一人暮らしの寂しい生活も、チンチラと一緒なら、家に帰っても癒しの時間になります。
チンチラは長生きするので、長い間家族の一員でいてくれます。だからこそ、責任を持ってチンチラを育ててあげられるよう、飼う前に注意点を知って、両方が幸せに過ごせるように準備が必要ですね。
ペットを飼いたい。どんなペットなら飼いやすいだろう。そんな風に考えている方は、ぜひ参考にしてください。チンチラとの楽しい生活で、もう一人暮らしも寂しくなくなりますよ!
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